[3.1.3] 画像診断機能を適切に発揮している

3領域
  • タイムリーな実施
  • 画像診断結果の迅速な報告
  • 画像診断の質の確保
  • 夜間・休日などにおける画像診断ニーズへの対応

チェックリスト

まずは以下のチェックリストの内容が院内で実践できているか確認してみてください。
ページ後半にリスト内容の補足説明を記載しています。

  1. 必要十分な検査がタイミングよく実施されている
  2. 侵襲性のある検査の場合、個別の病状評価に基づいて検査の適応が慎重に判断されている
  3. 検査の優先度が適切に判断さてれており、緊急性のある検査が速やかに実施・報告されるような運用がされている
  4. 緊急性のある検査については確実に検査結果が伝わるようなシステムが構築されている
  5. 検査の標準化、画像診断の専門家の関与があり、画像診断の質が担保されている
  6. 検査手法の標準化が進められている
  7. 診断目的に応じた細かい調整が必要な検査については、実施時の判断を誰が責任を持って実施しているか明確になっている
  8. 画像診断の質を確保するために、画像確認や撮影能力の向上の為、日常的な指導・研修が行われている
  9. 夜間・休日などの診療現場からの検査ニーズに応えられる体制となっている

補足

チェックリストの中で、抽象的な内容やわかりにくい内容について補足していきます。
こちらを読んでも解決しなかった場合は、ページ下部のコメント欄にてご質問ください。

緊急性のある検査については確実に検査結果が伝わるようなシステムが構築されている

事例としては、
主治医が撮影依頼書を提出
技師が読影結果をプリントアウトして読影依頼書とともに主治医へ返却
主治医はサインをして画像診断科へ返却
返却がない場合は画像診断科よりお知らせする

といったシステムで運用されている病院があります。
もしもまだ検査結果が確実に伝わるようなシステムがない場合は参考にしてみてください。

夜間・休日などの診療現場からの検査ニーズに応えられる体制

夜間に検査が必要となった場合はオンコール体制をとっているなど、対応策があることが求められます。

 

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