- 患者・家族からの様々な相談に対応する窓口の設置
- 患者・家族への案内・周知
- 担当する職員の配置
- 患者が児童虐待、高齢者虐待、障害者虐待、配偶者からの暴力等を受けた疑いのある場合の対応方針
- 患者支援に係る取り組み
チェックリスト
まずは以下のチェックリストの内容が院内で実践できているか確認してみてください。
ページ後半にリスト内容の補足説明を記載しています。
- 相談窓口が設置されている
- 相談担当者が配置されている(兼務可)
- 必要な場合、個室でプライバシーに配慮された相談が可能である
- 相談窓口について外来入口や病棟等に分かりやすく案内されている
- 相談記録が残されている
- 相談内容をカテゴリーに区分して件数の統計を取っている
- 相談内容により部門横断的に専門職種による検討を行っている
- 相談内容により地域連携して対応した実績がある(高評価)
- 児童・高齢者・障害者・DVの可能性のある患者が来院した場合の対応マニュアルが整備されている
- 虐待発見に関する入院時のチェックシートが整えられている
- 虐待等への相談に関する公的機関の連絡先が明確化されている
補足
チェックリストの中で、抽象的な内容やわかりにくい内容について補足していきます。
こちらを読んでも解決しなかった場合は、ページ下部のコメント欄にてご質問ください。
プライバシーに配慮された相談
外来受付付近で仕切りがパーテーションのみという状況は好ましくありません。付近の他の患者に個人情報が漏れる可能性もあります。
完全に仕切られた個室を用意しましょう。
ただし突貫工事で作成されたものの場合、敷地面積が狭くなるかと思います。そのような場合は患者が閉所恐怖症であるかの確認を事前に行うようにしましょう。
「DV対応マニュアルが当院にはない」という方
広島県の内容になりますがこちらを参考に作成してみてください。