- 診療・ケアに必要な情報の共有
- 患者の理解を深めるための支援・工夫
チェックリスト
まずは以下のチェックリストの内容が院内で実践できているか確認してみてください。
ページ後半にリスト内容の補足説明を記載しています。
- 患者の治療参加への取り組み事例の提示
- 患者カンファレンスの実施(カンファレンスの内容の記録(患者自身の治療目標は明確かなど内容も十分なものとなっている))
- 患者との診療記録の共有
- 疾患の理解を深める情報ツールの作成と運用(図解のあるパンフレット、DVDなど)
- 服薬等の自己管理の推進と指導
- 医療事故防止に関する誤認防止対策の実施
- 感染防止に関する自己対策の実施
- 頻回な家族面会を促す対策の事例
- 病院主催の各種サロンや教室の実施事例(開催概要、案内資料、参加者人数が把握されている)
- がんサロン
- 肝炎患者サロン
- 糖尿病教室
- メタボリック対策教室
- こころの教室 など
補足
チェックリストの中で、抽象的な内容やわかりにくい内容について補足していきます。
こちらを読んでも解決しなかった場合は、ページ下部のコメント欄にてご質問ください。
患者カンファレンスの実施
カンファレンスの内容の記録が残されていることはもちろん、その内容に「患者自身が掲げている治療目標」などの内容が含まれていることも医療の患者参加という意味で非常に重要な指標となります。
患者自身に明確な目標がない場合は、医師や看護師がサポートして患者の医療参加を促してください。
患者自身の「〇〇をするために病気を早く治したい!」と言った前向きな思考は傷病治癒のための重要な要素となり得ます。