- 患者の権利の内容
- 患者の権利の明文化
- 患者・家族、職員への周知
- 権利擁護の状況
- 患者の請求に基づく診療記録の開示状況
チェックリスト
まずは以下のチェックリストの内容が院内で実践できているか確認してみてください。
ページ後半にリスト内容の補足説明を記載しています。
- 患者の権利が明文化されている
- 患者の権利がリスボン宣言に基づく内容である
- 患者・家族の目に触れる場所に患者の権利が明示されている
- ホームページの項目に入れる
- 院内掲示板への掲載
- 病院案内資料への掲載
- 入院案内資料への掲載 など
- 職員に患者の権利を周知・理解させている実績がある
- 定期的な職員研修会におけるテーマとして用いる
- 職員手帳への掲載
- 事務所内掲示板などへの掲載 など
- 医療相談の事例が記録として残されている
- 診療情報開示の手続きが明確化されている
- プライバシーは保護されているか
- 開示申請について患者に案内されている
- 開示事案が一定期間分記録として残されている
- 開示日
- 開示申請者と、本人確認書類の内容
- 開示内容 など
補足
チェックリストの中で、抽象的な内容やわかりにくい内容について補足していきます。
こちらを読んでも解決しなかった場合は、ページ下部のコメント欄にてご質問ください。
診療情報開示の手続きにおけるプライバシー保護
患者本人の情報開示拒否の要望があった場合に対応できる体制が整えられているかについても重要指標となります。
プライバシー保護の詳細内容についてはこちらの記事を参考にしてください。
[1.1.5] 患者の個人情報・プライバシーを適切に保護している